· 

広島の広告会社事情 広島でインターネット広告をするなら?


毎年2月に電通が発表する「日本の広告費」

このところ何年もインターネット広告の伸長を伝えていますし、2018年はテレビ広告の市場に接近してきた勢いと解説されています。

 

広島の広告業界各社の皆さんはこの数字をどう実感されますか?東京など大都市圏でのインターネット広告と地方におけるインターネット広告では何がどう広告市場が違っているのでしょうか。100万都市 広島 といえども、大阪福岡の間に挟まれていながら大手ネット専業は未だに進出していません。

 

違いの一つにマスメディアの使い勝手があります。広島の場合、言うまでもの無く中国新聞に圧倒的なシェアがあります。一方都市圏では朝毎読でシェアを分け合っています。

テレビはどうでしょう。東京キー局は広範囲なカバーエリアとなり、影響力が強い反面、どうしても電波料が高額となります。こういったことを背景に例えば不動産物件広告を広島ではテレビで見ることはありますが、東京で不動産広告をするためには、複数の新聞社をまたいで実施できる折込とインターネット広告の方が少額、狭域で関心の高い層にだけ広告できるということになり、インターネット広告が成長する土壌があったと推測します。

 

また、大都市圏と地方でのインターネット広告市場の違いとして地方における人材(知見)不足が課題としてあります。このことは数年前に中国新聞セレクトにYahoo!宮坂社長(当時)の記事があり、「相思相愛のはずの地方創生とITのはずが人材不足」と課題視しています。

Yahoo!japan誕生が1996年でiphoneの国内発売が2008年ですから、あまりに急速に市場ができたことで人材が大都市に集中している訳です。

 

さらに付け加えるとすると世代間格差の激しい媒体だということがあります。クライアントのキーマンがインターネット広告に馴染みが無い年代であれば特に出稿に二の足を踏むということもありますし、広告会社の側も管理職にインターネット広告を扱う感覚がなければ当然ながらインターネット広告扱いは広がらないでしょう。

 

私は、十数年前に新聞担当を経験していますので、あえて新聞の良いところを言いますが、何と言ってもそれは「信頼性」に他なりません。「新聞に載ってたね」はいまだに誉め言葉と聞こえます。一方、「ネットに書き込まれた」という言葉からはネガティブな印象を受けませんか?これは広告の印象にまるまる当てはまることではありませんが、今後地方においても爆発的にインターネット広告は伸びてくると考えられる中で広島地区にはネット専業の広告会社が拠点をもっていないだけでなく、広告会社の中でもデジタルに専門部署を持ち、人数もそこそこいるのは電通西日本だけです。